赤ちゃん・子どものQ&A

作曲家が解説『初めての習い事をピアノにするメリット・デメリット』

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ピアノのレッスン

「子どもの習い事ならピアノだよね。脳トレにもなるみたいだし、東大生でもピアノを習ってた人が多い見たい。でも費用とかそういうデメリットってどうなんだろう。実際の話を聞きたい。」

そんな疑問にお答えします。

 

育児研究室MamaSukiです。

当記事を書いている私は名古屋芸術大学出身。音楽でお金を貰うこともあります。なので、ピアノを習うメリット・デメリットを詳しくお話できます。

 

当記事の内容はこちら

  1. 初めての習い事をピアノにするメリット
  2. 初めての習い事をピアノにするデメリット
  3. ピアノを職業にするなら『演奏者以外』を考える

 

将来性や『学力とのつなげ方』についてもお話します。結構シビアなことも言いますので、何となくピアノを習わせようと考えているママさんは是非ともお読み下さい。

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1.初めての習い事をピアノにするメリット

sp-280

ピアノのメリットは頭を使うことですね。両手を自由に使わないといけないので、脳全体を活性化させます。5歳から始めても効果が期待できます。

ホンマでっかTVでお馴染の脳科学者の澤口俊之先生もピアノと脳の関係について解説しています。

 

「ピアノというのは、両手を並列かつ複雑に使い、楽譜を一時的にも記憶しながら演奏し、さらに次に弾く楽譜を先読みします。そして特に重要なのは両手を同じように使いますが、その使い方がまったく異なるという点です。これは他のものにはない非常に高度な行為なんですね。つまり、ピアノをやっていると、自然にすべての脳機能を高めてしまうというわけです」

引用 脳科学者・澤口俊之が「ピアノが脳にいい!」と断言する理由

 

実際に音楽家として活動している私がピアノに感じたメリットは以下の3つです。

  1. 頭のトレーニングになる(主に数学・記憶力)
  2. 発表力と集中力が付く
  3. 音楽の授業の評価が上がる

 

メリット① 頭のトレーニングになる(主に数学・記憶力)

クラシックは音の配置が決まっています。クラシックらしい曲になるのは『決まり』があるためです。

その決まりは答えが決まっており数学と似ています。

名古屋芸術大学で和声学を習っている際に教授から、

「ピアノは数学力と一緒だから、数学が得意な人は上達しやすいよ。」

と言われたのが印象的でした。

 

ピアノの演奏は短期的な記憶です。次の音を見て記憶しその後で手を動かします。常に先のことを覚える繰り返しになるため記憶力向上も期待できます。

メリット② 発表力と集中力が付く

ピアノは人前での発表が平気になりますし集中力も付きます。

レッスンは先生の前での発表です。定期的にピアノを習っている人たちの前で演奏会もあります。

発表は誰もが緊張します。緊張を無くす方法はたった1つ。経験だけ。

大学でもピアノを小さな頃から習っている人たちは『緊張』がありませんでした。面接等でも何も緊張しなかったと言っています。

 

ピアノの演奏中は演奏に集中しないと失敗します。なので、演奏すればするほど集中力が身に付きます。

いつもあっちに行ったりこっちに行ったり・・・落ち着きの無い子を落ち着かせるにはピアノはオススメです。

メリット③ 音楽の授業の評価が上がる

これ、1番のメリットです。

ピアノが上達すれば小学校・中学校でピアノの演奏者になります。すると音楽の評価が上がります。

中学校で音楽5をもらうと内申点が上がります。そういう意味で良い学校に入りやすくなります。

 

※ちなみにグランドピアノやアップライトピアノを買う必要はありません。我が家の場合はKORGの

「SP-280」という電子ピアノを使っています。

鍵盤も程よく重いですし、夜もヘッドフォンをつけての練習が可能。便利です。

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2.初めての習い事をピアノにするデメリット

編集部
いいコトばかりじゃなくてデメリットもあります。

 

ピアノのデメリットは大きく3つ。

  1. レッスン料が高額
  2. 将来性が無い
  3. ピアノ演奏ができる場所が必要

 

どれもかなり致命的なデメリットです。それぞれ解説します。

デメリット① レッスン料が高額

ピアノは他の習い事に比べて高額です。

ヤマハなどの大手の月会費はおよそ7,000円。これを15年間続けると126万円になります。

7,000円×12か月×15年=126万円

 

これに楽器代・発表会の衣服・教科書代が加わります。場合によっては先生へのお菓子とか必要になりますね。

ちなみに先生の技術が上がるとさらに高額になります。

①-1.少しでも安くしたいなら個人のピアノ教室

余談ですが、個人のピアノ教室だと月謝5,000円前後です。15年で90万で済みます。

5,000円×12ヶ月×15年=90万円

デメリット② 将来性が無い

ピアノ演奏で食べていくのはまず不可能です。同じようにピアノを教える立場になるか、小学校の先生になるのが普通。

そういう意味で将来性がありません。

脳に良くても絶対に頭が良くなる保証もありません。水泳などは健康になるのは間違いありませんよね(運動なので)。

発表力・集中力は確実に付きますので、そこをビジネスに生かすしかないのかなと考えてます。

デメリット③ ピアノ演奏ができる場所が必要

ピアノの練習には演奏場所が必要です。

88鍵盤だと大人が両手を広げたくらいの大きさ。マンションだと部屋に運び入れることもできません。

※そもそもマンションだとピアノが禁止の場所も多いです。

ヘッドフォン端子が無いと音がもれます。近所の人からのクレームも考えないといけません。

 

また、グランドピアノ・アップライトピアノ共に重いです。特にグランドピアノは床に補強が必要。そういうレベルです。

3.ピアノを職業にするなら『演奏者以外』を考える

ピアノの演奏中

子どもにピアノを習わせる場合は『ピアノ演奏者』を目指すのは止めましょう。

というのも演奏者にはまず慣れません。

本気でピアノを習わせたいのなら、

  • 名前の知られている演奏者を先生にする
  • 自宅でも常に練習させる
  • 高校・大学もピアノで有名な学校を目指す

の3つが必須。またお金の話ですが、私立の芸大に通わすだけでも学費で800万かかります。

名前の知られている演奏者を先生にしたら月謝も数倍。できれば両親のどちらかもピアノ演奏者が望ましいです。

①成功する演奏者はオリンピック選手レベル

私の通っていた名古屋芸術大学でもピアノ演奏者として独立できる人は稀でした。

基本的には『小学校講師』か『ヤマハやカワイの講師』になります。

いっそのことジャズピアノに転向して各お店やクルーズ上で演奏した方が需要があります。

②フリーの作曲家・技術の1つとしての演奏者

もし、ピアノの技術を生かした職業に就きたいのならフリーの作曲家になります。

作曲自体は需要があります。クラウドソーシングでも「オリジナルの曲を作って欲しい」という依頼がありますからね。

今後はyoutubeの需要が高まるでしょうから、オリジナル楽曲依頼も増えるでしょう。

そうなるとガッチガチにピアノを学ぶ必要はありません。それよりもコード進行など、作曲に役立つものを学ぶべきです。

 

以上のことを考えてピアノを学ばせるかを決めましょう。

まとめ

ちなみに『脳トレ』としてのピアノなら自宅で触らせるだけでも十分です。

別に難しい曲を弾けなくてもいいんです。童謡でも両手を動かして演奏できますからね。

音楽は音を楽しむと書きます。その楽しさを子ども伝えられるだけでも十分かなと私は感じました。(100万以上の月謝がかかりますし、そのお金を別に使ってあげた方がメリットがありそうです。)

 

以上、「作曲家が解説『初めての習い事をピアノにするメリット・デメリット』」という記事でした。

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